起きたあと、どこから考えるか
車いすから落ちた。でも、用具が悪いのか、その方の変化なのか、申し送りが足りなかったのか——要素が多すぎて分からない。
答えは出しません。かわりに、5つの方向に分けて、それぞれ確かめる質問を並べます。出口は「確かめたことを記録に残す」ことです。
この区分だけ、性格が違います。ほかの記事は「何を見るか」を書いたもの。ここは 「事故が起きたあと、原因の候補をどう分解するか」を書いたものです。
5つの方向に分けて考えます
| 方向 | 何を確かめるか |
|---|---|
| ① 用具・設定 | 車いす/ベッド/クッション/装具。いちばん先に確かめます。今日変えられるからです |
| ② その方の変化 | 体調・薬・座位保持力・認知・痛み。「いつもと違う」がなかったか |
| ③ 環境 | 床・段差・照明・物の位置・温度・時間帯 |
| ④ 手順・見守り | 誰が・どこまで・何分離れたか。手順が決まっていたか |
| ⑤ 体制・人数・伝達 | その時間の職員数/申し送り/記録が読まれていたか |
当てはまるものが複数あるのが普通です。1つに決めないでください。
そして、この中から1つだけ選んで変えてください。全部やろうとすると、何も変わりません。
公開している記事
これから書くもの
転倒がくり返すとき
同じ方が、同じ時間帯に。1件ずつではなく月単位で見ます
あざが減らないとき
部位べつに数えると、当たっている物が見えてきます
むせが増えたとき
覚醒・姿勢・一口量・とろみ・時間帯
誤薬が続くとき
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移乗で崩れることが増えたとき
距離と角度/その方の変化/人手
ヒヤリハットが出てこないとき
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職員が続かないとき
現場でしか見えないことがあります
このサイトについて 一般的な情報提供を目的としています。医療・介護の判断を代替するものではありません。
施設によって、利用者さんによって、正しいやり方は変わります。ここに書いたことが、そのまま当てはまるとは限りません。
実際の対応は、所属施設の規程および、医師・看護師の指示に従ってください。制度・基準は改正されることがあります。
ベトナム語 参考訳です。母語話者による確認は受けていません。誤りにお気づきの方はご連絡ください。
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